Webマーケターにとって、レスポンシブデザインは必須の知識です。
しかし、レスポンシブデザインを構築する上で、メディアクエリの理解は欠かせません。
今回の記事では、
- メディアクエリとは何か
- Webマーケターが知っておくべきメディアクエリの基礎知識
を徹底解説します。
メディアクエリとは?
メディアクエリとは、CSSで行います。
- デバイスの画面サイズ
- 解像度
などに応じてスタイルを切り替える機能です。
これにより、PC、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで最適な表示を実現することができます。
メディアクエリの書き方
メディアクエリは、@media
ルールを使って記述します。
CSS
@media (条件) {
スタイル
}
コードは注意してご使用ください。
条件
には、
- 画面サイズ
- 解像度
- 向き
- メディアタイプ
など、さまざまなプロパティを指定できます。
メディアクエリの活用例
スマートフォン用のレイアウトを作成する
CSS
@media (max-width: 768px) {
/* スマートフォン用のスタイル */
}
コードは注意してご使用ください。
タブレット用のレイアウトを作成する
CSS
@media (min-width: 768px) and (max-width: 1024px) {
/* タブレット用のスタイル */
}
コードは注意してご使用ください。
PC用のレイアウトを作成する
CSS
@media (min-width: 1024px) {
/* PC用のスタイル */
}
コードは注意してご使用ください。
メディアクエリを使う際の注意点
- メディアクエリは、ブラウザのサポート状況によって使い方が異なる場合があります。
- メディアクエリを使いすぎると、コードが複雑になり、メンテナンスが難しくなる可能性があります。
メディアクエリと合わせて学ぶべき内容
メディアクエリは、レスポンシブデザインを構築する上で必須の知識です。
しかし、メディアクエリ単体で習得しても、レスポンシブデザインを完璧にマスターすることはできません。
そこで、メディアクエリと合わせて学ぶべき内容をいくつかご紹介します。
レスポンシブデザインの基本
メディアクエリを理解する前に、レスポンシブデザインの基本的な概念を理解しておく必要があります。
- レスポンシブデザインとは
- レスポンシブデザインのメリット
- レスポンシブデザインのデメリット
レスポンシブデザインとは?メリットとデメリットから制作方法まで解説
CSSレイアウト
メディアクエリは、CSSレイアウトと組み合わせて使用することで、より効果的にレスポンシブデザインを構築することができます。
- CSSグリッドレイアウト
- フレックスボックスレイアウト
- メディアクエリとCSSレイアウトの組み合わせ
JavaScript
JavaScriptを使うことで、メディアクエリだけでは実現できない高度なレスポンシブデザインを構築することができます。
- 画面サイズや解像度を取得する
- 要素の表示・非表示を切り替える
- メディアクエリとJavaScriptの組み合わせ
その他
- ブラウザのサポート状況
- パフォーマンス
- テスト
などを合わせて学習しておくことをおすすめします。
学習リソース
- MDN Web Docs: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/Media_Queries
- CSS Tutorial: https://www.w3schools.com/css/css3_mediaqueries.asp
- Responsive Design Tutorial: https://www.w3schools.com/css/default.asp
メディアクエリをもっと詳しく学びたい方へ
- MDN Web Docs: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/Media_Queries
- CSS Tutorial: https://www.w3schools.com/css/css3_mediaqueries.asp