WordPressで多言語サイトを作りたい方にとって、翻訳プラグインは欠かせないツールです。
今回の記事では、WordPressで使える翻訳プラグインを10個厳選しました。
- それぞれの特徴
- メリット・デメリット
をわかりやすく解説します。
また、
- プラグインの選び方
- 設定方法
- 多言語サイト運用のコツ
なども紹介します。
目次
WordPress翻訳プラグインの選び方
WordPress翻訳プラグインは、様々な種類があります。
プラグインを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
- 必要な機能: 自動翻訳、機械翻訳、手動翻訳など
- 対応言語: 翻訳したい言語に対応しているか
- 使いやすさ: インターフェースが分かりやすく、使いやすい
- サポート: 日本語のサポートがあるか
- 料金: 無料版と有料版の違い
おすすめ翻訳プラグイン10選
以下は、おすすめのWordPress翻訳プラグイン10個です。
- WPML
- Polylang
- TranslatePress
- LinguaLift
- GTranslate
- Multilingual Press
- Easy WP Translate
- Loco Translate
ここでは、それぞれの機能や特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
WPML
- 特徴: 最も人気のある翻訳プラグイン。多機能で、高度なカスタマイズが可能。
- メリット: 豊富な機能、日本語サポート、高い信頼性
- デメリット: 設定が複雑、料金が高い
- おすすめ: 多言語サイトを本格的に運営したい方
Polylang
- 特徴: シンプルで使いやすい翻訳プラグイン。無料版でも十分な機能が利用できる。
- メリット: シンプルな操作、無料版でも多機能、日本語サポート
- デメリット: 高度な機能が少ない
- おすすめ: 初心者の方、シンプルに多言語サイトを作りたい方
TranslatePress
- 特徴: フロントエンドから翻訳できるプラグイン。直感的に操作できる。
- メリット: フロントエンド編集、直感的な操作、視覚的な翻訳確認
- デメリット: 無料版では機能が制限されている
- おすすめ: フロントエンドから翻訳したい方、視覚的に翻訳を確認したい方
Weglot
- 特徴: 自動翻訳に特化したプラグイン。AI翻訳エンジンを利用して、高品質な翻訳を提供。
- メリット: 高品質な自動翻訳、AIによる学習、簡単な設定
- デメリット: 無料版では翻訳量が少ない
- おすすめ: 高品質な自動翻訳を求める方、簡単に多言語サイトを作りたい方
LinguaLift
- 特徴: 機械翻訳と手動翻訳を組み合わせたプラグイン。翻訳メモリ機能で、翻訳作業を効率化できる。
- メリット: 機械翻訳と手動翻訳の組み合わせ、翻訳メモリ機能、日本語サポート
- デメリット: 設定が複雑
- おすすめ: 機械翻訳と手動翻訳を併用したい方、翻訳作業を効率化したい方
GTranslate
- 特徴: Google翻訳を利用した翻訳プラグイン。無料で利用できる。
- メリット: 無料、簡単な設定、Google翻訳の精度
- デメリット: 無料版では機能が制限されている、カスタマイズ性が低い
- おすすめ: 無料で翻訳機能を利用したい方、簡単に多言語サイトを作りたい方
Multilingual Press
- 特徴: 複数の言語サイトを簡単に作成できるプラグイン。初心者でも使いやすい。
- メリット: 簡単に多言語サイト作成、初心者向け、日本語サポート
- デメリット: 高度な機能が少ない
- おすすめ: 初心者の方、簡単に多言語サイトを作りたい方
Easy WP Translate
- 特徴: シンプルな翻訳プラグイン。軽量で動作が軽い。
- メリット: シンプルな操作、軽量、動作が軽い
- デメリット: 高度な機能が少ない
- おすすめ: シンプルな翻訳機能を求める方、動作の軽いプラグインを求める方
Loco Translate
- 特徴: テーマやプラグインの翻訳ファイルを編集できるプラグイン。高度なカスタマイズが可能。
- メリット: 高度なカスタマイズ、テーマやプラグインの翻訳
- デメリット: 設定が複雑、上級者向け
- おすすめ: テーマやプラグインを翻訳したい方、高度なカスタマイズを行いたい方
Multilanguage by BestWebSoft
- 特徴: 手動翻訳と機械翻訳に対応したプラグイン。無料版と有料版がある。
- メリット: 手動翻訳と機械翻訳、無料版でも多機能
- デメリット: 無料版では翻訳量が少ない
- おすすめ: 手動翻訳と機械翻訳を併用したい方、無料版で多機能な翻訳プラグインを求める方
上記の10選以外にも、様々な翻訳プラグインがあります。
それぞれのプラグインの特徴やメリット・デメリットを、詳しく解説します。
多言語サイト運用のコツ
多言語サイトを運営する際には、以下の点に注意しましょう。
- SEO対策
- コンテンツ管理
- サポート
ここでは、多言語サイト運営のコツをいくつか紹介します。
SEO対策
多言語サイトを検索エンジンで上位表示させるためには、各言語のサイトを個別にSEO対策する必要があります。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
- キーワード選定: 各言語のユーザーが検索するキーワードを調査する
- タイトル・メタディスクリプション: 各言語のユーザー向けに最適化する
- コンテンツ: 各言語のユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成する
- 内部リンク: 各言語のサイト内を相互にリンクする
コンテンツ管理
多言語サイトでは、各言語のコンテンツを定期的に更新する必要があります。
コンテンツ更新の際には、以下の点に注意しましょう。
- 翻訳の品質: 翻訳されたコンテンツは、ネイティブチェックを受ける
- 更新頻度: 各言語のサイトを定期的に更新する
- コンテンツの種類: 各言語のユーザーニーズに合わせたコンテンツを作成する
サポート
多言語サイトでは、各言語のユーザーからの問い合わせに対応する必要があります。
サポートを提供する際には、以下の点に注意しましょう。
- 言語対応: 各言語のユーザーからの問い合わせに対応できる体制を整える
- 対応時間: 問い合わせへの対応時間を明確にする
- 対応方法: メール、電話、チャットなど、複数の対応方法を提供する
その他
- 各言語のサイトデザインを統一する
- 各言語のサイトに言語切り替え機能を設置する
- 多言語サイト運営に関するツールを活用する
これらのコツを意識することで、多言語サイトを成功させることができます。