Webサイトを閲覧していると、エラーメッセージが表示されることがあります。
その中でも「400 Bad Request」エラーは、よく見かけるエラーのひとつです。
今回は、この「400 Bad Request」エラーについて、
- 原因や解決方法
- SEOへの影響
などについて解説します。
「400 Bad Request」エラーとは?
「400 Bad Request」エラーは、HTTPのステータスコードの一つです。
クライアント側の不正なリクエストによって発生するエラーです。
「400 Bad Request」エラーの原因
具体的には、以下の原因によって発生する可能性があります。
- 不正なURL
- 不正なリクエストメソッド
- 不正なHTTPヘッダー
- 不正なリクエストボディ
不正なURL
URLが正しくない場合、このエラーが発生する可能性があります。
たとえば、
- URLにスペルミスがある。
- 不正な文字が含まれている。
などがあります。
上記の場合、このエラーが発生することがあります。
不正なリクエストメソッド
リクエストメソッドが適切でない場合、このエラーが発生する可能性があります。
たとえば、
- GETメソッドでPOSTリクエストを行う場合。
- POSTメソッドでPUTリクエストを行う場合。
などに、このエラーが発生することがあります。
不正なHTTPヘッダー
HTTPヘッダーの値が正しくない場合、このエラーが発生する可能性があります。
たとえば、
- Content-Typeヘッダーの値が正しくない場合。
- Authorizationヘッダーに不正な値が含まれている場合。
などに、このエラーが発生することがあります。
- 不正なリクエストボディ
リクエストボディの内容が正しくない場合、このエラーが発生する可能性があります。
たとえば、
- リクエストボディに不正な文字が含まれている場合。
- リクエストボディのサイズが大きすぎる場合。
などに、このエラーが発生することがあります。
「400 Bad Request」エラーが発生した場合は、まずエラーの原因を特定する必要があります。
「400 Bad Request」エラーの解決方法
「400 Bad Request」エラーを解決するには、エラーの原因を特定する必要があります。
エラーの原因を特定するには、以下の方法が有効です。
- Webサーバーログの確認
- リクエスト内容の確認
エラーの原因を特定するには、以下の方法が有効です。
Webサーバーログの確認
Webサーバーログには、エラーが発生した際の詳細な情報が記録されています。
Webサーバーログを確認することで、エラーの原因を特定することができます。
リクエスト内容の確認
リクエスト内容を確認することで、エラーの原因を特定することができます。
リクエスト内容は、Webブラウザの開発者ツールで確認することができます。
エラーの原因が特定できたら、それに応じた対策を実施します。
たとえば、不正なURLが原因の場合は、URLを修正します。
不正なリクエストメソッドが原因の場合は、適切なリクエストメソッドを使用します。
「400 Bad Request」エラーのSEOへの影響
「400 Bad Request」エラーは、検索エンジンからの評価を下げる可能性があります。
検索エンジンは、Webサイトの品質を評価する際に、ユーザーの利便性を重視しています。
そのため、エラーによってユーザーが不便な思いをした場合、検索エンジンからの評価が下がってしまう可能性があります。
また、エラーによってユーザーがWebサイトを離脱してしまうと、コンバージョン率の低下にもつながります。
SEOに関係のあるHTTPステータスコード一覧
HTTPステータスコードには、200番台から500番台までのさまざまなコードがあります。
その中でも、SEOに関係のあるステータスコードは、以下のとおりです。
200 OK
正常にリクエストが処理された
404 Not Found
リクエストされたリソースが見つからなかった
「404 Not Found」エラーとは?原因と解決方法、SEOへの影響
403 Forbidden
リクエストされたリソースへのアクセスが許可されていない
403エラーとは?403 forbiddenの原因と対処法【管理者・ユーザー向け】
500 Internal Server Error
サーバー側でエラーが発生した
500 Internal Server Errorとは?原因と解決方法、SEOへの影響
これらのステータスコードは、Webサイトの品質やユーザーの利便性に影響を与えるため、適切に管理する必要があります。