nofollow属性は、検索エンジンに「このリンクをたどらないで」という指示を与えるHTML属性です。
SEO対策において、nofollow属性を適切に利用することで、サイト評価の向上や被リンクの質を高めることができます。
今回の記事では、
- nofollow属性の役割
- SEO対策における効果的な使い方
- 最新の情報を踏まえた注意点
まで、徹底解説します。
nofollow属性とは?
nofollow属性は、HTMLリンクのrel属性に設定することで、検索エンジンにそのリンクをたどらないよう指示する属性です。
HTML
<a href="https://example.com/" rel="nofollow">nofollowリンク</a>
nofollow属性を設定すると、検索エンジンは以下の処理を行います。
- リンク先のページをクロールしない
- リンク先のページ評価に影響を与えない
nofollow属性の役割
nofollow属性には、以下の役割があります。
不要な被リンクの影響を防ぐ
nofollow属性を設定することで、質の低いサイトからの被リンクによるサイト評価の低下を防ぐことができます。
ページランクの流出を防ぐ
nofollow属性を設定することで、重要度の高いページから重要度の低いページへのページランクの流出を防ぐことができます。
クロール予算の節約
nofollow属性を設定することで、検索エンジンのクロール予算を節約することができます。
SEO対策におけるnofollow属性の使い方
nofollow属性は、以下のケースで利用するのが効果的です。
コメント欄やトラックバック
ユーザーによって投稿されるコメントやトラックバックには、nofollow属性を設定することで、悪質な被リンクを防ぐことができます。
アフィリエイトリンク
アフィリエイトリンクには、nofollow属性を設定することで、報酬目的の被リンクと区別することができます。
ソーシャルメディアのリンク
ソーシャルメディアのリンクには、nofollow属性を設定することで、検索エンジンに影響を与えないようにすることができます。
nofollow属性の注意点
nofollow属性を使用する際には、以下の点に注意する必要があります。
nofollow属性は万能ではない
nofollow属性を設定しても、必ずしも検索エンジンがリンクをたどらないとは限りません。
nofollow属性の乱用は逆効果
nofollow属性を必要以上に使用すると、サイト評価の低下につながる可能性があります。
最新情報に注意
nofollow属性の仕様は、検索エンジンのアップデートによって変更される可能性があります。
nofollow属性の最新情報
2020年3月、Googleはnofollow属性の仕様変更を発表しました。
従来のnofollowに加えて、以下の2種類の属性が追加されました。
sponsored属性
広告リンクであることを明示する属性です。
ugc属性
ユーザー生成コンテンツであることを明示する属性です。
これらの属性は、検索エンジンに対してより詳細な情報を提供することで、より適切な検索結果を提供することを目的としています。
以前に設定したまま放置していませんか?
定期的に見直しを行うことで、より効果的なSEO対策を実施することが大切です。
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