こんにちは。
SEO対策、MEO対策、リスティング広告運用の内製化をサポートしている「Webconsul」です。
Webサイト検索順位上位表示を狙う企業も多くなりました。
企業がコロナ禍でも成長を続けるためには、ユーザーファーストが必須の時代になってきました。
中には、モンスターと呼ばれるようなクライアントもいますが、自らの利益のみを重視する企業はうまくいかなくなってきました。
「しかし、改めて「ユーザーファースト」といわれても、どういう意味なのか?と聞かれると答えられない!」
新人育成に関わる中間管理職の立場の方向けの情報をお届けします。
今回の記事では、GoogleのSEO対策にも共通するユーザーファーストの考え方について、初心者向けにわかりやすく解説しています。
[cc id=8]ユーザーファーストとは?意味や使い方
まず、ユーザーファーストの語源や意味、使い方についてご紹介します。
ユーザ―ファーストの意味
ユーザーファーストとは、ユーザーが本当に求めている価値(本質的欲求)を実現するということ。
本質的な欲求とは目に見えません。
簡単な例では、賛成意見と反対意見のどちらを期待しているのかという時、どちらの声も届けるのか?ということ。
どちらか一方を選択するなら、その根拠となるデータ等を開示することも大切です。
ユーザーの口コミが悪いから全てを否定するのは、本質的欲求を満たしているとは言えないのです。
本質は、「顧客が本当に必要としたもの」を届ける事です。
ユーザーが求めている情報の価値
検索している人が実際に求めているのは何か?
これは答えがあるようで明確なものはないのです。
別の言い方をするなら、時代の流れや新しい発見など複数の要因で変化するものといえるのです。
人間の六大欲求を満たす
世界No1noコーチと呼ばれるアンソニーロビンズが提唱したとされている「シックス・ヒューマン・ニーズ」という概念があります。
- 自己実現欲求
- 承認欲求
- 所属と愛の欲求
- 安全欲求
- 生理的欲求
の5つの欲求があると言われています。
その中で、以下の6つの欲求があるといわれています。
- 安定感
- 不安定感
- 重要感
- 愛とつながり
- 成長
- 貢献
つまり、情報を探しているユーザーは、今あるサービスではないより質の高い欲求に目を向けているのです。
見方を変えると、欲求の階層に合わせたアプローチが効かなくなっているのです。
万人にとって、役に立つだけでは満たされないのです。
「自分にとって意味があるのか?」が重要になってきました。
つまり、ブランドの世界観やストーリー性が個人に当てはまっていると認識させることが重要になってきたのです。
例えば、2022年では、為替の大変動やエネルギー資源の問題が浮上。
この時、環境問題や貧困などの社会的な課題への貢献を目指す企業の活動は、真正面から否定されることは少ないでしょう。
一方で、どのようなユーザーが在籍しているとしても政治と宗教等の問題は、場合によっては有権者にとっては、不快に感じてしまうこともあります。
人々の中の意見に左右されるのではない、「自分にとっての価値」に見合う情報が有益になっていくのです。
パーソナライゼーションの発展
ユーザーは、自分の求める価値に当てはまる情報を「Webサービス」に求めています。
つまりは、SNSをはじめとするWebコンテンツに求めているのです。
対象は幅広い
- メールマガジン
- Web広告
- PDF等のパンフレットや資料
- レポート
- 説明書
- サポート情報
などありとあらゆる情報に気を遣う必要があります。
ユーザーの概念を全て理解することは困難です。
ではどうすればいいのでしょうか?
ユーザーを見つけるのではなく、ユーザーを一つのグループとして考えるのが非常に有用です。
単純にサービスとの相性の良い顧客を企業側が分類するのです。
その限られたユーザーにだけは、自社の商品やサービスの質や価格、内容、アフターサービスに共感し満足してもらえる。
この視点を意識することで、ユーザーの求める価値を届けることが可能になります。
ユーザーファーストとUI/UXの関係
ユーザーファーストを追求すると、UXデザインにたどり着きます。
UXデザインとは
UXとは、ユーザーエクスペリエンスの略です。
つまり、人工物の利用を通じてユーザーが得るすべての顧客体験を設計すること。
簡単に言えば、操作性に優れたデザインを追求するということ。
- 文脈
- 製品・サービスページの見やすさ
- ガイドラインなどの配置
- 人の操作を中心としたデザイン
- 認知工学、人間工学、感性工学の知識を活用
グラフィックやデザインの実践だけの話ではありません。
実践により培われた知識もありますし、Webデザインにおける視線の流れなどのデータもあります。
UXデザインとは、理論と対象領域の両面からインプットを行い、活用することが大切です。
もちろん、失敗もあるでしょう。
多様性を求めることで迷うこともあるでしょう。
しかし、こうした時には、競合他社の現在の仕様などをビジネスモデルとして参考にすることも大切です。
全く新しいものを生み出そうとすると、失敗することが多いので注意が必要です。
どういうことか?
人は、ある程度共通しているほうが、使い方がすぐにイメージできます。
全く違うことを見ると、
- 難しいかも
- 間違えるのが怖い
- 複雑そう
とネガティブな感情になってしまうこともあります。
特に、高齢の世代をターゲットにする際には、ユーザーが求めている価値と内容をわかりやすく伝えることが大切です。
時には仮説を立てて、検証を前提として一度公開する勇気も必要です。
なるべく早い段階でテストを終えて、その後のPDCAサイクルを実行するようにしましょう。
UXデザインもライティングも基礎はある
ひと昔前の時代と今は大きく異なります。
その背景には、アプリもホームページも型を利用する会社が増えているのです。
ホームページの型として利用されているのが、テンプレートやWordPressテーマ。
他にもHTMLベースのテンプレートが無料で公開されています。
Webアプリでも同様です。
企業に対して、なるべく予算を抑えてスタートしやすくする仕組みが整っています。
一旦は、オーソドックスな型から始めてみる。
その上で、世界観やストーリー性を付け足す。
この考え方があれば、きっとユーザー視点の設計をすることができるはずです。
- 見た目にこだわりすぎてしまう
- あれこれと情報をつめこみすぎてしまう
- ページを増やしすぎて、重複コンテンツが増える
こうしたことが無いように、それぞれの領域のプロに相談してみるのも良いでしょう。
Webconsulが選ばれる理由
Webconsulでは、以下の点にこだわっています。
- 認知
- 共感
- 教育
- 刺激
- 行動
上記の5つの過程に着目します。
ただ一方的に伝えるではありません。
ユーザーが知りたいことは何か?
ニーズや需要を知るための基準も明確にします。
その上で、ターゲットを絞り込み、伝えるべきフレーズを決めます。
本当にフォーカスすべきことを絞り込む。
他社のように、オプションや追加を繰り返すことがない提案を心がけております。
お気軽にご相談ください。
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