こんにちは。
SEO対策,MEO対策,リスティング広告運用内製化サポートを行っている「Webconsul」です。
SEO対策を自分でやりたいという相談を受けた時、まず最初にやっておくべきツールの設定について、わかりやすく解説しています。
[cc id=7]キーワード選定ツールとは
キーワード選定ツールとは、簡単に言えば、「キーワード」の候補を導き出してくれる拡張機能です。
実際に無料のツールでも以下のような内容を確認することは可能です。
- 月間検索件数（検索ボリューム）
- 広告出稿のライバルチェック
- サジェストキーワード
- 関連キーワードの確認
- 競合サイトの分析
等が可能になります。
検索件数の確認
Google広告アカウントをお持ちであれば、キーワードプランナーという機能を使えます。
例えば、「検索 順位」というキーワードを調べる人の動きを知りたい時には、上記のような項目が表示されます。
| 項目 | 意味 |
| 月間平均検索ボリューム | 指定した期間内の月間平均検索件数が表示されます。 |
| 3ヶ月の推移 | 過去3ヶ月間とその前の3ヶ月を比較した増減データ |
| 前年比の推移 | 前年の同時期と比較した際の検索件数の増減データ |
広告出稿の状況確認
「競合性」とは、ライバルの会社の数が多いのかを示しています。
低、中、高の3つに分類されています。
つまり、低の方が、競合が少ないということになります。
ビジネスにおいて、キーワードを選定する際には、大手とは少しずらすことも大切です。
これは、アフィリエイトなどでも利用されている手法ですが、「ずらしのテクニック」等と呼ばれています。
ビジネスチャンスが大きいと思い込んでいても、実際には検索ボリュームが少ない中で、ライバルが多い状態では、露出の頻度が下がる可能性もあります。
サジェストや関連キーワード
サジェストとは、単語を入力した際に、虫眼鏡のようなマークと一緒に表示されるキーワード。
上記の画像は、「検索 件数」に対するサジェストキーワードのリストになります。
関連キーワードとは、いろいろなものがありますが、一部はGoogle検索結果のページ下部に表示されます。
具体的には、下の画像のように表示されます。
関連キーワードとサジェストキーワードは、一種の検索ユーザーのニーズ。
つまり、検索結果の上位に表示されるためには、自社のコンテンツ内に必要なキーワードを盛り込むことが大切になります。
関連キーワードの提案
Google広告のアカウントプランナーを使用することで、関連キーワードを合わせて確認することも可能です。
各種データを確認しながら、自社サイトと相性の良いキーワードを見つけることも可能です。
競合サイトの分析
キーワードツールの使い方として、「URLから確認」という設定を利用することで、ライバル企業のURLで、流入しているキーワードを抽出することも可能です。
おすすめの無料キーワード選定ツール
無料で使えるキーワードツールを厳選してご紹介します。
Google キーワードプランナー
できること
- キーワードを探し出す（ダウンロードすることも可能）
- 検索ボリュームの予測データを確認する
- 入札価格の相場を知る（最低と最高入札価格）
などを確認することが可能です。
SEO対策にも使えるという意味でも広告出稿する企業は、必ず自社でも確認ができる環境を用意しておくことをおすすめします。
aramakijake
次に紹介するのは、Yahoo! Japan､Googleぞれぞれのブラウザごとの検索件数を確認できるツールです。
できること
- Yahoo!JapanとGoogleそれぞれの月間検索ボリュームを調べる
- 1位から10位のクリック数予測を確認することができる
- 関連キーワードを合わせて確認することが可能
などがあります。
aramakijakeは、「検索数予測ツール」として利用することをおすすめします。
Googleトレンド
先ほどの月間検索ボリュームの平均は、あくまで1年を軸としているデータが多いです。
しかし、さまざまな情勢によりその数値は変化します。
例えば、季節需要品でも、春夏秋冬の気候の変動や急激な気温の上昇、下降等により、検索数の推移も変わってきます。
よって、より「今需要のあるキーワード」を調べることが大切です。
特に、地域性や関連キーワードの中でも急上昇しているようなキーワードを探すのに便利です。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、無料で使える「サジェストキーワード」を確認するツールです。
しかし、サジェストの中身が他社より優れています。
- Yahoo
- Bing
- YouTube
- 楽天
- Google諸ピング
- Google画像
などさまざまな検索ブラウザに対応しています。
他にも
- 類語・同義語
- 周辺語・連想語
- Q＆A
- ニュース/話題の記事
- Googleトレンド
- 見出し抽出
- 検索流入キーワード
などかなり幅広いデータを抽出することが可能です。
しかし、以前と違い、最近は有料プランが登場。
無料プランでできることと有料プラン限定の機能にわかれていますので、注意しましょう。
おすすめの有料キーワード選定ツール
有料のツールもいろいろあります。
- 被リンク分析
- トレンド分析
- SNS反応調査
- 競合分析
- おすすめキーワード自動取得
などさまざまな機能がありますが、正直、内製化に向ける動きについては、有料ツールよりも先に基本をしっかり個人が学ぶことの方が重要です。
有名なツールでは、「Keyword Map」,「Mieruca」,「Ahrefs」,「SEMRUSH」,「キーワードファインダー」などがありますが、正直どれも初心者には難しいと思います。
有料ツールをおすすめしない理由
操作はどのツールも比較的簡単です。
知りたい項目を確認して、必要な情報をコピー貼り付けすれば大半は使えます。
しかし、実際にSEO対策に必要なことは、その先です。
いくらデータだけ見える状態にしても、結果的には、具体的な方針など計画が無ければ前に進むことはできません。
Web担当者やCSチームを作りたいと思っているのであれば、安易にツールに依存する必要がないスキルを身につけるための投資が必要だと思いませんか？
選定ツールと人材育成をセットで考える
キーワード選定、コンテンツ作成、リライトやサイトのリニューアル等のメンテナンスなどやるべきことは複数あります。
キーワードの入れ方より大事なこと
実際に最初にやるべきことは、オウンドメディアでも自社公式サイトでもキーワード選定のほうが重要です。
キーワード選定がズレていると、結果的にアクセスは集まりませんし、アクセスが集まったとしても、成約（成果）には結びつかないことも多いのです。
社員を育成しながらツールを検討する
Webconsulでは、SEO、MEO、リスティング広告すべてを内製化させるためのサポートパックプランをご用意しております。
社員を育成し、ある程度ツール等を使っても分析、解析だけでなく、次の策を考えられる状態になったら、その人のスキルに合わせたツールをご案内しております。
弊社のカリキュラムは、基本的には、無期限対応です。
その理由は、仕組みの変更やアルゴリズムが変動するからです。
学んだ当時でしか使えないスキルを提供しても意味がありません。
よって、中長期で内製化を維持するために必要な情報を随時お伝えしております。
このプランは、自営業オーナーや専従者は対象としておりません。
あくまで、社員を育成したい法人であり、Web専門部署が存在する企業様に限定させていただいております。
興味があれば、お気軽にご相談ください。
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