路面店とは、通りに面した店舗のことです。
通りから直接アクセスできるため、集客力が高いのが特徴です。
今回の記事では、
路面店とは
路面店のメリット・デメリット
路面店とテナントの違い
路面店に向いている職種やサービス
路面店に向いていない食職種やサービス
をわかりやすく解説します。
路面店とは
路面店とは、通りに面した店舗のことです。
通りから直接アクセスできるため、集客力が高いのが特徴です。
路面店のメリット
路面店のメリットは、以下のとおりです。
集客力が高い
通りから直接アクセスできるため、多くの人の目に留まりやすくなります。
利用者が多い場合、集客力が高いのがメリットです。
自由にカスタマイズできる
ビルトイン型店舗と異なります。
店舗のレイアウトや内装などを自由にカスタマイズすることができます。
ビルトイン型店舗とは？メリット・デメリットや向いている店舗を解説
イメージアップにつながる
通りに面した店舗は、通りを利用する多くの人から目に見えます。
そのため、イメージアップにつながる可能性があります。
路面店のデメリット
路面店のデメリットは、以下のとおりです。
家賃や更新料のコストが高い
通りに面した店舗は、立地が良いため、
家賃や更新料などのコストが高くなる傾向があります。
防犯対策が必要
通りに面した店舗は、通りから誰でも簡単に入ることができます。
そのため、防犯対策が必要になります。
近年、店舗の空き巣被害が増えています。
不在の時間に対するセキュリティや保険に加入するなどの準備も必要です。
集客対策が必要
通りから直接アクセスできるのがメリットです。
しかし、コロナ禍のように、人の行動が制限されたり、利用者が少なくなる時には対策が必要です。
つまり、集客対策が不足すると、集客が思うようにいかなくなる可能性があります。
路面店とテナントの違い
路面店とテナントには、以下の違いがあります。
| 項目 | 路面店 | テナント |
|---|---|---|
| 立地 | 通りに面している | ビルの中 |
| 集客力 | 高い | 中程度 |
| コスト | 高い | 中程度 |
| 自由度 | 高い | 低い |
路面店に向いている店舗
路面店に向いている店舗は、以下のとおりです。
集客力が必要なもの
例えば、
- 飲食店
- 美容室
- アパレルショップ
- 買取専門店
- フィットネスジム
- ヨガ
- 習い事などの教室
- 不動産屋
- 整体、整骨院
- クリニック
- 歯科医院
など、集客力が必要なものは、路面店で集客力を高めることが有効です。
自由度を重視するもの
店舗のレイアウトや看板などの内装などを自由にカスタマイズしたい場合は、路面店がおすすめです。
イメージアップを重視するもの
通りに面した店舗は、通りを利用する多くの人から目に見えます。
そのため、イメージアップにつながる可能性があります。
路面店に向いていない店舗
路面店に向いていない店舗は、以下のとおりです。
コストを抑えたい
家賃や更新料などのコストが高いため、賃料を抑えたい場合は、路面店は不向きです。
防犯対策が難しいもの
通りから誰でも簡単に入ることができます。
防犯対策が難しいものは、路面店は不向きです。
集客対策が難しいもの
通りから直接アクセスできるのがメリットです。
しかし、認知されていないサービスや商品を扱う場合には注意が必要です。
集客対策が不足すると、集客が思うようにいかなくなる可能性があります。
路面店を探す時の注意点
路面店を探す際には、以下の点に注意しましょう。
立地
ターゲット顧客層を考慮して、適切な立地を選びましょう。
メイン通りではなくても、一本入れば賃料が安いし、ライバルがいない。
さらに、セキュリティも含まれている。
こんな物件が出てくる可能性もあります。
家賃
家賃は、立地や広さによって大きく異なります。
事前に複数の店舗の家賃を比較検討しましょう。
契約期間
契約期間は、一般的に3年以上です。
契約期間をよく確認して、無理のない契約をしましょう。