こんにちは。
インハウスSEOのための無期限社員育成講座を行っている「Webconsul」です。
- 自分でブログを書いてみようかな
- SEO対策は外注せずに自分でやる方法があるはず。
こんな風に考えて、ネット上から情報を集めて実践しようとしていませんか?
結論を先に言えば、SEOのキーワード選定は初心者にはかなり難しいです。
言い方を変えると、SEO対策の7割~8割は、キーワード選定で決まるとも言われています。
企業の公式サイトでもブログでもアクセスを伸ばすには、簡単に言えば3つの条件があります。
- 需要のあるキーワードを選ぶ
- 商品、サービスと関連のあるキーワードを選定する
- 上位表示させる記事の構成を考える
この3つが事前にできていないと、いくら記事数が増えても全く意味がありません。
場合によっては、アクセスが伸びないどころか順位が下がってしまう可能性もあります。
今回の内容は、キーワード選定とは?について、初心者向けにわかりやすく解説します。
[cc id=8]キーワード選定とは
まずキーワード選定とは何か?という内容について、ご説明します。
キーワードとは、検索ユーザーがGoogleやYahoo、Safari等を利用して、公開されている情報を探す時に入力しているキーワードのこと。
基本的なキーワード選定の流れ
基本的には、以下の3つを初心者は避けなければ、簡単には勝てません。
- ライバルが多い
- ライバルが強い
- 検索ボリュームが非常に多い
つまり、競合が多く、強いキーワードを選んでも簡単には上位に表示させるのは困難です。
しかし、ライバルが少なければ、何でもいいのかといえばそれも違います。
- 検索需要が少ない
- 戦略的な発想はない(思いつきで行動している)
- 記事の構成や周辺キーワードも想像できない
こうした内容では、結果的に、低品質コンテンツになって、順位が下がりやすくなることもあります。
つまり、キーワード選定とは、すべての計画の大元になる部分です。
順位が伸びないだけでなく、書けば書くほどアクセスが減るというリスクあります。
この2つは、おさえておくことが大切です。
キーワード選定無料ツール
では、自分で最初からすべてを探すのではなく、無料ツールで簡単にキーワードを探す方法をご紹介します。
キーワードプランナー
キーワードプランナーとは、Google広告の無料ツールとして、利用が可能です。
キーワードプランナーは、主にGoogle広告を利用する広告主や代理店が利用することを想定しています。
新しいキーワードを見つける方法
以下の手順で実行します。
- Google広告を運用アカウントを用意する
- Google広告にログインをする
- 右上に表示されている「ツールと設定」をクリック。
- プルダウンメニュー内にある「キーワードプランナー」をクリック。
- 「新しいキーワード」を見つける」をクリック
- 指定キーワードを複数入力
上記3つの操作を行うことで、キーワード候補を複数出してくれます。
もちろん、組み合わせや選択によって、無数に存在するため、そこから先は、何を選んだほうが良いのかも選定が難しい部分です。
さらに、そのキーワードを見た瞬間に、コンテンツに活用するイメージも必要です。
キーワードプランナーの表示内容
キーワードプランナーでは以下のようなデータが同時に出力されます。
- 月間平均検索ボリューム
- 競合性(広告内)
- 入札単価
等が表示されます。
つまり、検索ボリュームとライバルが参入しているのか?という2つを確認すること重要です。
ライバルURLからのキーワード選定
新しいキーワードを発見する際には、あらかじめキーワードの候補が必要です。
全く想像もしていないが、ライバル店のURLはメモしてある。
こんな時には、「新しいキーワードを見つける」をクリックした後、URLからキーワードを見つける」をクリックします。
この場合は、「無関係なキーワードを除外するため、サイトのURLを入力しましょう」の下の枠の中にライバルのURLを入力しても検索が可能です。
キーワード選定成功のコツ
では具体的にどのようにすれば、キーワード選定がうまくいくのか?について、ご紹介します。
サジェスト、関連キーワードを使う
また新しい専門用語が出てきました。
サジェストとは、キーワードをGoogleやYahooで検索する際、表示される下記のような情報。
一般的に、「サジェスト」とは、「提案する」とか「示唆する」という意味です。
つまり、検索エンジンから提案をしているキーワードのこと。
提案されているキーワードは、検索需要のあるキーワードが中心です。
よって、サジェストを選ぶということは、キーワードの検索件数が多いキーワードを使うということになります。
各キーワードの検索件数と競合性を確認
検索ボリュームが多すぎると、市場のライバルも狙っている確率は高くなります。
競合性が高いということは、そのキーワードを狙って広告を出稿している企業も多いということになります。
つまり、上記の条件を照らし合わせながら、「検索ボリューム」が多いのに、「競合性」は「低」のキーワードを探し出すことがポイントです。
月間検索件数が多いと考えるべきは、1万件以上。
月間検索件数が少ないと考えるべきは、10~100程度。
この2つはきちんと事前に候補を出す参考資料として、提示することをおすすめします。
キーワード選定を学ぶ方法
キーワード選定でライバルが少ない中で戦う方法を身につけるにはどうすればいいのでしょうか?
こんな疑問にお答えします。
キーワード選定前の準備
SEO対策は、準備が何よりも大事です。
走りながら考えるのでは、ほとんど勝ち目がありません。
なぜなら、関連キーワードでもコンテンツを作り込み、内部リンク等を設定する必要があるからです。
他にも、カテゴリ設定やタグの構造化データ等も注意が必要です。
需要のあるキーワードの見極め方
需要があるキーワードを見つけていても、自分たちのサービスや商品と全く関係のないキーワードでは意味がありません。
具体的には、美容外科、美容皮膚科などの治療をおこなっていても、審美歯科やホワイトニング等を行っていないクリニックが、必死にホワイトニングの記事を書いていても意味がありません。
ある程度検索されているし、上位表示も可能なキーワードを絞り込むためには、まず自社サービスや商品と関連するのかを考えるようにしましょう。
成約を狙うキーワード
SEO対策で順位を上げる目的は、コンバージョン(成約)を増やすためではないでしょうか?
つまり、コンバージョンとは、検索ユーザーが電話やメール相談、資料請求など何らかのアクションを起こした結果です。
単純に検索ボリュームが小さい(少ない)からといって、すべて無意味ということではありません。
あくまで、想像もしていなかったようなキーワードでもコンバージョンが発生することはあります。
つまり、そいうキーワードを狙うほうが効率も良いのです。
コンテンツ作成担当のやる気
商品やサービスに関連するキーワードを見つけ出した後、重複する心配がないキーワードでブランディングを行います。
しかし、この時には、必ずキーワードと関連性の高いコンテンツを量産しなければ意味がありません。
こういう細かい指導を受けずに、ただやみくもに記事を増やしてもアクセスは伸びませんし、順位も上がりません。
つまり、キーワード選定と同時にコンテンツ制作もサポートを依頼する。
こうした環境を用意することで、将来的には、SEOの内製化が実現可能な状態になります。
社内にWeb担当の部署があるなら、まずは1名を業者と同じ目線のプロにしませんか?
Webconsulにできること
今回のキーワード選定については、初心者にはハードルが高いことが伝わっておりますでしょうか?
今回の内容を知っても、学べる環境があれば、やりたいと思える法人様向けには、インサイドSEOサポートとして、社員教育も実践しております。
外注化して、毎月10万円~30万円以上を外注業者に支払いを続けているなら、まずは社員の育成に力を入れてみません?
法人様限定であり、代表取締役等役員以外の方向けに直接サポートをしております。
お気軽にご相談ください。
[cc id=9]