SEO対策をすることで、自社サイトの検索順位を上げることができます。
SEO対策の中には、自分でできることもたくさんあります。
- 専門の業者に依頼したのに順位が上がらない。
- SEOに強いホームページ制作と言われて作ったけれど、効果がない。
まずは、現状を確認しましょう。
自分でチェックできるだけではなく、問題点に対応することも可能です。
WordPressのサービスを利用している方は、各設定項目を見直すだけでも価値はあります。
検索順位が上がるということは、より多くのユーザーにサイトを訪れてもらうことができるということです。
そこで今回は、自分でできるSEO対策のチェックリストをご紹介します。
検索順位が決まる仕組み
検索インデックス
検索インデックスとは、検索エンジンにおいて、効率的に情報検索を行うことを可能にするためのデータ構造です。
検索エンジンのデータベースにWebページのデータが格納されることを意味します。
まずは、格納されなければ、検索結果に正しく表示することはできません。
ここまでに問題がある場合には、次のような悩みを抱えています。
- 検索結果に表示されない
- urlを検索結果に入力してもヒットしない
こんな時には、SEOの施策を考える前に、正しく公開されているのかを確認してもらいましょう。
質問する際には、「インデックスされているのか確認してください」と伝えましょう。
検索順位の仕組み
検索順位は、検索エンジンがサイトの品質を評価して決定します。
検索エンジンには、urlをクロールする機能があります。
Googleクロールとは?検索結果に影響を与える仕組みを解説!
サイトマップの重要性
クロールする機能をクローラーと言います。
クローラーが正しく巡回できるようにするには、サイトマップを設置することも大切です。
サイトマップを追加することで、url全体をクローラーが巡回しやすくなります。
サイトマップには、xmlサイトマップをおすすめします。
詳細は、以下の記事を参考にしてください。
サイトマップ作成の基本を解説!検索エンジンからの評価を高める方法
簡単に言えば、サイトマップは、クローラーにアクセスしやすい環境にするために公開するページです。
検索エンジンがサイトの品質を評価する際には、以下の3つの要素を参考にしています。
- 関連性
- 権威性
- 使いやすさ
関連性とは、ユーザーの検索キーワードとサイトの内容が関連しているかのことです。
権威性とは、サイトが信頼できる情報源であるかのことです。
使いやすさとは、サイトの読みやすさや操作しやすさなどのことです。
E-E-A-TのSEO対策|信頼性向上の具体的な方法を解説します
YMYLジャンルの理解とSEO戦略|信頼性高い情報提供のポイント
自分でできるSEO対策チェックリスト
自分でできるSEO対策のチェックリストは、以下のとおりです。
- タイトルとメタディスクリプション、見出しを充実させる
- キーワードを適切に設定する
- 内部リンクを充実させる
- 外部リンクを獲得する
- サイトの表示速度を改善する
上記の事項は、どの業者に依頼しても少なくとも修正が必要か確認する内容です。
タイトルとメタディスクリプション、見出しを充実させる
タイトル(title)とメタディスクリプション(meta description)は、検索結果に表示されるサイトの概要です。
タイトルとメタディスクリプションを充実させることで、ユーザーのクリック率を高めることができます。
タイトルは、検索キーワードを盛り込み、簡潔にまとめましょう。
メタディスクリプションは、タイトルを補足する内容を記載しましょう。
見出しには、ユーザーの検索の意図や目的に合わせて、知りたい情報をわかりやすく表記しましょう。
キーワードを適切に設定する
キーワードとは、ユーザーが検索する際に使用する言葉のことです。
キーワードを適切に設定することで、検索結果で上位表示される可能性が高まります。
キーワードを設定する際には、以下のポイントを押さえましょう。
- ターゲットユーザーが検索するであろうキーワードを想定する
- 競合サイトが狙っていないキーワードを狙う
- 関連性の高いキーワードを組み合わせる
内部リンクを充実させる
内部リンクとは、サイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。内部リンクを充実させることで、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくなり、評価が高まります。
内部リンクを設定する際には、以下のポイントを押さえましょう。
- 関連性の高いページ同士をリンクさせる
- サイトのトップページや重要なページにリンクを貼る
- 自然な形でリンクを貼る
外部リンクを獲得する
外部リンクとは、他のサイトから自社サイトへのリンクのことです。
外部リンクを獲得することで、検索エンジンに自社サイトの権威性や信頼性を伝えることができます。
外部リンクを獲得する際には、以下のポイントを押さえましょう。
- 質の高いコンテンツを制作する
- ソーシャルメディアで積極的に情報発信する
- 他社サイトとコラボレーションする
サイトの表示速度を改善する
サイトの表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率が高まります。
また、検索エンジンも表示速度を評価する要素のひとつとしています。
サイトの表示速度を改善する際には、以下のポイントを押さえましょう。
- 画像のサイズを最適化する
- 不要なコードを削除する
- CDNを利用する
画像サイズの最適化とは?メリットやすすめのプラグイン・ツール【SEOの関係を解説】
ここまでご案内してきた内容を1つずつチェックすることは大切です。
全てを人の手で見ていくことは大変です。
そこで、ツールを使うことで、簡略化することも可能です。
当社では、SEOの専門ツールを利用することで、調査を行っております。
まずは、簡単にできることから修正を行いましょう。
専門的なスキルが必要な作業内容
専門的な内容には、以下のような作業があります。
- パンくずリストの表示
- 公開日/更新日の表示
- 画像のalt属性の記述
- 重複コンテンツの削除や修正作業
- カテゴリ設定
- 内部リンクのアンカーテキストの記述
- リンク切れの確認
それぞれの作業を行う必要があります。
具体的なことを把握する必要はありません。
しかし、検索エンジンという機械からの評価を高くするためには、目に見えない部分にまで配慮をする必要があります。
サイトデザインや設計
モバイルからのアクセスが増えない。
この課題の原因の1つに表示速度があります。
表示速度の問題を解消しなければいけない理由があります。
それは、モバイルファーストインデックスという検索エンジンの機能です。
Googleは、ユーザーが使いやすい、わかりやすいページを上位に表示します。
つまり、モバイル向けにサイトを構築する必要があります。
たった一つだけ、この問題がクリアしていないという方は、大至急対応していただければ、これまでとは流れが変わったことがわかると思います。
古いまま放置している場合には、状況によっては、大規模な修繕やリニューアルが必要なケースもあります。
サイトの現状を把握するためのツール
webサイトの上位表示を実現させるためには、正しい知識と経験に基づく判断が求められます。
問題を特定するために必要なツールをご紹介します。
google search Console
google search consoleは、以下のようなサービスが含まれています。
- クロールのチェック
- エラーチェック
- リンクのチェック
実際のクローラーから出てきた構造上の問題などを把握することが可能です。
Google Search Console登録と導入方法【基本操作】
google Speed Insight
google Speed Insightは、モバイル、PCの表示スピードを計測してくれる無料ツールです。
現在使用しているhtmlやCSS、Javascriptと呼ばれる専門のコードについても注意すべき点をわかりやすく表示してくれます。
このページを使っているのと、使わないのとでは、大きな差が出ます。
実行すべき内容と注意点をWebの担当に伝えるだけでも問題ありません。
とにかく、上位表示につながる問題点を放置していることを言及することで、相手に危機感を与えましょう。
問題点の解消法がわからない方へ
自分でSEO対策を実施していても、問題点がわからない場合があります。
その場合は、SEOの専門家に相談することをおすすめします。
当社では、
- サイトの状況を分析します。
- 問題点を洗い出します。
- 適切な対策を提案することができます。
お気軽にご相談ください。