- ランディングページは必要なの?
- 公式サイトと別で作る目的がわからない
- ランディングページのメリットデメリットを知りたい
こんな疑問を解消します。
ランディングページとは、別の言い方で「単一プロバティページ」。「リードキャプチャページ」などと呼ばれることもあります。
簡単に言えば、単一のWebページのことです。
今回の内容は、ランディングページの目的やメリットデメリットについて、分かりやすく解説します。
ランディングページとは
ランディングページとは、一般的な広告代理店等がご紹介しているのが、単一ページのことです。
しかし、Webマーケティングの中では、広義と狭義の2つがあります。
広義のランディングページの特徴
広義のランディングページとは、ホームページの中でも訪問者が最初にアクセスして着地したページを意味します。
簡単に言えば、メニューページを最初に見たら、メニューページがランディングページになります。
他にも、「会社案内」「料金表」などとにかく、初回の入り口となったページという意味があります。
Googleアナリティクスで確認
アクセス解析をする際に、Google公式サービスのひとつである「Google Analytics4」を導入する会社も多くなっています。
このメニューの中にもランディングページという項目が存在します。
このランディングページという名前を見た時、単一のページのことしか頭に入っていない業者は、関係ないと思ってしまいます。
しかし、流入経路の入り口として存在していますので、確認をしておくことが大切です。
ランディングページへの流入経路
Webサイトにアクセスをする方法はいろいろあります。
- Yahoo,Google等の検索エンジンからの検索流入(自然検索、オーガニック検索)
- Twitter,Facebook,Instagram,YouTube,TikTok等のSNSからの流入
- 外部リンクからの流入
検索順位上位に表示をさせるためにSEO(Search Engine Optimization)の施策を実施した以外の方法から入ってくることもあります。
リスティング広告経由
検索エンジン上部に表示させる機能として、Yahoo広告、Google広告などに出している会社も多いです。
この広告を総称して、リスティング広告(PPC広告)と呼びます。
PPCとは、Pay Per Clickの略ですから、クリックが発生した際に費用が発生します。
逆に、表示されてもクリックされなければ費用が発生しません。
キーワードごとに、1クリックの単価は大きく異なります。
1クリック数十円のキーワードもあれば、5000円以上のクリック単価も存在します。
広告の審査に通過し、費用を払えば、簡単に表示してもらえるため、開業したばかりの個人オーナーも広告代理店に「SEOよりも早い」と勧められて始めているケースが多いようです。
しかし、デメリットは、継続的なコスト発生です。
もっといえば、SEO対策に比べると費用対効果は劣ります。
SNS経由の流入
- Facebook,Instagram
- YouTube
- TikTok
など需要が高まっているSNS市場。
SEOやリスティング広告よりも、「拡散」のスピードが早いのが最大の特徴です。
既存顧客向けの情報発信には非常に有効です。
応用すれば、メールマガジンへのメールアドレス登録やチラシやパンフレットの案内などにも活用することが可能です。
広義のランディングページの増強方法
一旦入口となったページを明確にします。
その上で、広義のランディングページの数を増やすということも視野に入れましょう。
つまり、流入箇所を絞り込むのではなく、検索ユーザー、SNSユーザーそれぞれの求めるニーズに答えるためのページ数を増やすことが重要です。
あらゆるページからのアクセスを確保
検索流入が強化できたら、次の段階は、SNS強化という方が簡単です。
成功している会社の検索流入で、トップページからが最も多いという会社は、20%ほどしか存在しません。
その理由は、さまざまな悩み、不安、商品名、サービス名等で、ユーザーは情報を求めているからです。
企業名を探したところで、その先でまたそれぞれのページに移動しなければいけないため、より簡単に自分の見たい、知りたい情報にたどり着く方法を選んでいるのです。
よって、広域のランディングページの数を持つ会社ほど、入口が広く、分散集客が可能になります。
狭義のランディングページとは
狭義とは
狭議とは、訪問者に資料請求、商品の購入、問い合わせ等のアクションへ誘導することに特化したページのこと。
あなたも、縦長のレイアウトのページを見たことがありませんか?
一般的なランディングページというのは、この狭義のランディングページを意味することが多いのです。
狭義のランディングページは、以下のような目的のために利用されます。
- メールマガジン登録のためのEメールアドレス取得(リストマーケティング)
- 商品の注文(セールスページ)
- 見学会、内覧会等のイベント参加(見込み客の獲得、リストマーケティング)
- 試供品、無料会員登録等もリストマーケティングです)
- 求人などの人材確保
などそれぞれで流入した顧客に、すぐにアクションを起こしてもらうための構成に仕上げているのです。
ランディングページの特徴
デザインの特徴
特に売上を目的とする集客ページでは、一般の企業の公サイトに比べてデザインが派手になっている傾向があります。
簡単に言えば、「営業マンのセールストーク」のようなイメージです。
営業トークをブロックごとに構成しているため、情報が長くなりやすいのも特徴です。
よって、余分な脱線をさせないために、サイドバーがないのも特徴です。
リンクの特徴
公式ページと比較すると、サイドバーや外部サイトへのリンクが貼ってあるのを見たことがありませんか?
これは、公式ページから商品、サービスごとの案内ページを用意しているからこそ、誘導しているのです。
しかし、セールスページやリスト取りを目的としているページでは、余分なページに行ってほしくありません。
つまり、離脱するのか、そのページで完結するのかの2択にしておくのです。
当然、回遊率は低くなりますし、直帰率が高くなる可能性もあります。
しかし、公式ページで回遊して、目的のページにたどり着くよりもシンプルですから、行動を起こしやすいという見方もあります。
派手さ(インパクト)
ランディングページに必要なのは、余分なデザインを排除し、相手に文字と画像で想像させることが重要です。
広告市場で考えるなら、15秒CMを見るようなイメージです。
始まりから終わりまでたった数回のスライドで終了してしまうため、どれだけわかりやすくインパクトを伝えているのかが重要になります。
「デザインに強い」
こう伝えている会社が派手なページばかりを公開しているなら、正直そういう派手さを求めている会社に合っているという見方もできます。
弊社が得意とする美容皮膚科、美容整形、整体、整骨、矯正歯科、審美歯科などの領域では、派手さよりも明確性が重要です。
派手なデザインだけを求めてしまうと、「費用が高そう」、「敷居が高くないかな?」と消費者自身が萎縮してしまう傾向があります。
権威性においても、「他人からの推薦」を掲載している会社は要注意。
「厳しい状況になってきた」「反応がない」という相談が2022年以降は急増しています。
ランディングページのメリット
そもそもランディングページはなぜ必要なのか?
この答えは、成約率が高くなりやすい要素があるから。
つまり、お問合せや注文が少ないページは、ランディングページとしての機能を果たしていないのです。
公式ページのみのデメリット
公式ページのみを用意して、ランディングページをゼロにしても集客ができるのが本来の理想的な形です。
しかし、この段階にたどり着くためには、SEO対策がかなりきちんと行われていることが前提条件です。
つまり、コンテンツが豊富であり、流入経路も複数存在するからこそ、広告等を出さなくても、ページに人が流れ込んでくる。
このような状況にする前段階では、少しでも訪問者が増える仕組みを作るために、ランディングページとリスティング広告をセットで運用しているケースが多くなっています。
無駄なページ移動を防止できる
先ほども解説しましたが、他のリンク先のページを掲載しません。
つまり、ユーザーを迷わせない構成になっています。
訪問者の中でも、情報収集を目的とする人は、ページ間を移動することに抵抗を感じません。
つまり、ふらふらといろいろなページを循環し、自己満足したら、ページを離脱します。
しかし、この後で、その会社が何て名前だったのか?、どこのページだったのか?といった情報がほとんど頭に残っていません。
つまり、その場で完結させて、行動を起こさせないと、成約につながらないのです。
よって、注文やお問合せのフォームもページ内に設置することで、公式サイトよりも多くの訪問者をフォームに誘導しやすくなります。
ランディングページのデメリット
1ページ単価が高い
リスティング広告運用代行の大手の会社に運用とセットで依頼をすると、費用相場は、1ページ税込50万円台から80万円台。
たった1ページで?
たとえ、情報が少ないページでもこのくらいの費用が請求されます。
弊社は、そこまで費用をかけずにも完成させる価格帯もご用意しております。
構成が悪いと反応がない
いくら、見た目にこだわって制作しても、Webマーケティングにおける「コピーライティング」や「ターゲット選定」「キャッチコピー」などの複数の要素ができていない場合、反応がほとんどありません。
最近、整骨、整体の市場で増えているのが、3.4年前に制作したページの反応が急激に悪化しているという声。
これはまさに、ライティング不足が大きな原因になっている傾向があります。
「飽和状態で、差別化が全くできていないことも要因となっている」という説明をするケースも多いです。
制作後の修正には別途料金
ランディングページを制作しても、結果的に反応が無かったら?
この場合、画像を差し替えたり、テキストを修正したりする作業は、基本的に外注したら、別途料金となります。
管理費やメンテナンス費用など呼び方はそれぞれの会社で異なりますが、比較的高いのが現実です。
つまり、SEO対策をせずにリスティング広告のみで集客をしようとした場合は、広告運用費+ページの修正費用が永遠にかかり続けるということになります。
訴求力が高いと言われて効果なし
デザイン性、インパクト、文字のサイズなど工夫すると見た目がキレイになるのは誰もが納得しやすいです。
しかし、ランディングページは、デザインで決まるのではありません。
以下の点が重要になります。
- 理想的な順番で構成されているのか?
- 売れない営業トークになっていないか?
- 商品アピールのポイントは、ずれていないか・
- 情報提示の内容は古くないか?
- 新しい情報を他社が公開していないか?
- 価格設定等の見直しが必要な商品ではないか?
など、結果的に迷いがある時に作ってしまうと、思っていた以上に反応が悪いということも多いです。
ひどい会社の場合は、費用が他社よりも高いことで、見せたくないという考え方から費用を一切公開せず「1万円~」等と曖昧な料金を開示しているケースもあります。
しかし、こんな表記では、コロナ禍になってからの消費者の心には響きません。
リスティング広告で「ぼったくり商法だ」と思われてしまったら、SEO対策やSNSなどいかなるルートから顧客を集めても、会社名で「あの会社か」と先入観を持たれてしまえば終わりです。
24時間365日休まずに多くの人に公開される情報であり、ファーストコンタクトとなる可能性のあるページです。
つまりは、相手の心理や悩みを深堀りし、きちんとターゲット設定を確認した上で制作することが大切です。
SEOでは弱い
ランディングページは、あくまで訴求力を高めるためのページです。
しかし、ことSEO対策には弱いです。
なぜか?
YahooやGoogleの検索エンジンの情報を読み取るプログラムにはさまざまなルールが設定されています。
クローラーにとって、ランディングページは、容量も多くなりやすいため、重たいのです。
つまり、読み込み時間が長くなりやすい。
よって、結果的にSEO対策には不向きのページと言えるのです。
ランディングページとSEO対策の併用を推奨
弊社では、ランディングページとSEO対策の併用による集客戦略を推奨しています。
直接的なアクセル流入を増やす
集客とは、認知、共感、教育、行動というプロセスがあります。
一番メジャーな方法は、以下の流れになります。
- 悩みを相談したい、解決したい人にその悩みの相談事例や解決方法をご案内する(こちらからの挨拶代わりの「認知」ページを作成)
- さまざまな情報コンテンツをサイト内に用意することで、巡回率を高める(共感の気持ちを育てる)
- よくある悩みや失敗している事例等の情報をお届けする(教育)
こうした悩みの問題解決へのアプローチを特化型で様々なコンテンツ制作によって、生み出します。
これが弊社の考えているコンテンツ型SEO対策の特徴です。
この認知の活動をしながら、ランディングページを制作するのです。
コストパフォーマンスを高めるコツ
SEOに強い公式サイトがある。
顧客に自社の名前は知ってもらう機会をつくれた。
では、最も反応が良かった商品(サービス)は何だろう?
どうして自社のサービスを選んでくださったのだろう?
こうした今の顧客のニーズや選んだ理由があってこそ、ランディングページは精度の高いページに仕上がっていくのです。
ただ単に、ページをつくって、広告として放り込めば、全部相手の心に響くわけではありません。
あくまで、Webマーケティングとは、相手との心の距離を縮める作業を丁寧に広げていくことが重要になります。
ヒートマップによる改善提案
弊社でLPを制作し、有料のアフターサポートでご契約をいただきましたお客様には、ヒートマップによる分析診断もサービスを行っております。
ヒートマップとは、2次元データでユーザーの行動を色の濃淡や数値として表現した可視化グラフの一種です。
わかりやすいのは、離脱率やページ内の何に注目しているのか?などのユーザーの関心のある項目を確認することに利用します。
いろいろ言われても、自分たちに何が適しているのかわからない!
こんな悩みでもかまいませんので、お気軽にご相談ください。
店舗集客方法の無料相談
弊社では、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、千葉、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島、宮崎、沖縄など全都道府県で対応しております。
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