こんにちは。
SEO対策,MEO対策,リスティング広告運用の内製化をサポートしている「Webconsul」です。
ローカルSEOとは、ローカル検索エンジン最適化とも言われています。
ローカルとは、地方的という意味があります。
つまり、対象地域を絞った中で、検索順位の上位に表示させる施策のこと。
今回の記事では、ローカルSEOのメリットや上位表示させるための対策方法を内製化させるコツを含めてご紹介しています。
ローカルSEOとは
ローカルSEOとは、検索エンジンで自然検索をする際、地域性に特化させたSEO対策のこと。
例えば、東京、愛知、大阪、福岡、札幌など各エリアで、「カフェ」と調べたら、特定の地域名を含めた方がヒットしやすいですよね。
つまり、その「地域名+特定のサービス」等で検索した際に、上位表示をさせるための施策です。
ローカルSEOの種類
ローカルSEOには、2つの種類があります。
自然検索結果としての検索順位
Googleマップに対する検索順位
わかりやすく下の表にまとめました。
| 自然検索 | コンテンツSEO 外部リンクSEO | 業者の探し方は、「SEO対策」 |
| Googleマップ表示 | 口コミ（どちらでもよい） ページ更新 | 業者の探し方は、「MEO対策」 |
ローカルSEOは、ローカルパックとかナレッジパネルとも呼ばれています。
簡単に言えば、地域の情報をパッケージにするのが、「ローカルパック」。
ローカルパックとは
ローカルパックとは、下の画像のように、3つが表示されている状態のセットのことです。
- 店舗名
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- メニューやサービス名
- 混雑予想
- 経路
- 業種
- Webサイト
- オンライン予約や注文
等が表示されます。
ローカルスナックパック
ローカルスナックパックとは、MEOの中でも、飲食店やサービス業、娯楽施設などの業種での表示です。
- 店内の写真
- 料理の写真
などが優先され、電話番号、予約情報などが、優先的には表示されないのが特徴です。
ローカルABCパック
ローカルABCパックとは、表示された地図の下の店舗の左側に、「A,B,C」が表示された状態のこと。
表示の特徴としては、
- ユーザーの口コミや評価が表示されない。
- 店舗の固有名詞、駐車場、コンビニ、薬局などが対象
つまり、このような分類に火入っている場合は、評価に左右されにくいため、上に出すのが難しい分野ともいえます。
ナレッジパネル
ナレッジパネルとは、人物や組織、場所などを検索した時に、上位に表示される枠のことです。
パネルですから、情報ボックスのようにイメージしましょう。
いずれも上位に表示されることで、多くのアクセスがきたいできるため、きちんとそれぞれで対策をすることが重要です。
MEOとの違い
MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、マップエンジン最適化と訳します。
MEOは、ローカルSEOの一種です。
海外では、MEOのことをローカルSEOと呼んでいます。
MEOは、日本が独自につけた呼称です。
ローカルSEOの効果【メリット】
ローカルSEOを早期に実施するメリットをご紹介します。
ライバルが少ない
SEO対策は、競合の対象が全国です。
しかし、MEOは、地域限定です。
つまり、その分だけ、競合が少ないのです。
もっといえば、対策の難易度も下がります。
よって、対策をしやすいのです。
集客効果が高くなりやすい
- 地元のユーザーが検索している
- 地元の店がアピールする
上記の2つの条件を照らし合わせると、反応する確率が高いことがわかります。
全国で、ビッグワード（単体キーワード）で上位に表示されたとしても、知名度、認知度、人気度が低い商品は、一度見ても購入や行動に至らない可能性も高いです。
しかし、地元で自分の目的が明確になっているユーザーに店舗を知ってもらうことができれば、「近いから」「安いから」などの理由で行動しやすいのです。
費用対効果がSEOより高いかも
地元の情報を地元の会社が紹介しているのが最大の武器です。
無料で登録が可能ですから、初期費用が掛からない分、コストを抑えることが可能です。
更に、SEOよりも毎月の月額固定費も低いため、費用対効果が高くなりやすいのです。
ローカルSEOの基本
Googleビジネスプロフィールでおさえておくべきポイントをご紹介します。
関連性のあるキーワード選定
SEOでもMEOでもやっているのは、「検索エンジンの最適化」です。
つまりは、関連キーワードをいかに上手に盛り込んでいくかが勝負になります。
別の言い方をすると、関連性が低いキーワードをいくらたくさん投稿しても効果は見込めないのです。
距離と対象エリア
何キロ先までを対象エリアと考えているのかによっても対策方法は変わってきます。
具体的には、「フランス料理」や「イタリア料理」といった高級なお店なら、多少離れた場所からも人が集まるかもしれません。
一方で、フランチャイズ展開や格安、安い店となれば、近くの店を探す傾向があります。
「美容院」「整体」「整骨院」「歯医者」「診療所」なども一定の範囲内の方が近隣で探している可能性が高いです。
つまり、住所から顧客の行動範囲に適した情報を発信することも大切です。
知名度がない
個人経営や新規開業、移転した等の状況になると、オフラインで大衆の認知度を上げる必要があります。
日本全国にあるお店と違い、個人の開業は、情報が浸透するのが遅くなります。
その分は、コンテンツSEO等と併用し、情報が拡散されやすい仕組みを構築するようにしましょう。
NAP情報の統一
NAPとは、以下の3つを意味します。
N：Name（名前、名称）
A:Address（住所）
P:Phone（電話番号）
上記のいずれも、書き方を全て統一することが大切です。
具体的には、以下のような内容に注意しましょう。
| N | アルファベットの大文字小文字、（株）と株式会社、カタカナと英語の表記など |
| A | 住所の「丁目」と「‐」の使い方、「番」「番地」の統一 |
| P | （03）などの（）の有無、ハイフンの有無などが重要です |
もともと一つひとつがバラバラに存在していたはずが、ローカルSEOによって、すべての情報を統一する意識が必要になりました。
ローカルSEO対策の注意点
SEO対策の考え方と+αが必要になります。
口コミ返信機能を使う
ビジネス情報を追加、修正する
上記の2つが重要になります。
口コミを放置するデメリット
良い口コミだけにありがとうございましたと返信する。
ネガティブ・アンチ・誹謗中傷は、削除する方法を探す。
こんな対策を検討しているとしたら、大きな間違いです。
長期的には、どんな口コミにも返信を行うことが大切です。
オーガニック検索（自然検索）をしているユーザーは、口コミの内容だけでなく、返信等のコミュニケーションも見ています。
ユーザーファーストを意識するなら、顧客ニーズを察知するだけでなく、否定的な口コミにほど丁寧に返信を行うほうが大切です。
相手は、それだけ期待をしていたから、書き込みを行ったというケースもあります。
ビジネス情報を最新に保つ
- 最新情報を公開する
- 古くなった情報を最新に更新する
こうした作業を繰り返すことが大切です。
特に公式サイトをリニューアルした際、昔にはなかったサービス、商品を追加するなども重要です。
ローカルSEO業者の探し方､比較ポイント
ローカルSEOは、地域密着で行う店舗には、必要不可欠な存在になってきました。
スマホをカーナビゲーション代わりに利用するユーザーの増加。
「近くのお店」を探す人の増加。
結果的に、周辺地域検索の需要は今後も高まることが予想されています。
まずは、ローカルビジネスの集客方法を考えるなら、更新頻度とキーワード選定に注目しましょう。
更新頻度の平均相場
弊社では、MEO対策もSEO対策も月20回以上更新することは珍しくありません。
この結果、1ヶ月以内で3位以内に入ってしまうこともあります。
しかし、地域系キーワードは、1つではありません。
ユーザーがターゲット層になるエリアはすべて施策対象と考えます。
ですから、あらかじめキーワード候補をきちんと提示してくれる会社を選ぶことが大切です。
