こんにちは。
SEO,MEO,PPC広告運用の内製化をサポートしている「Webconsul」です。
WordPressが有名ですが、まだまだSEO対策については、知識がないという人は多い。
「自社ブログやコラムを書けば、SEO対策になると思って、WordPressで公式サイト制作を済ませたはずが、なかなか順位が上がらない!」
こんな相談が2020年以降は急増しています。
今回の記事では、WordPress初心者向けにブログのSEO対策の基本について解説します。
SEO知識がないままの設定では効果がない
まず、インターネット集客、売上アップのためには、ホームページをWordPressで制作すれば終わりではありません。
SEO対策を自分でやるという考え方は安易です。
「ホームページ制作会社の営業トークに踊らされた」なんてことにならないように対策をしましょう。
WordPress設定後にやるべきこと
SEO対策とは
SEOとは、Search Engine Optimizationの略。
日本語訳すると、検索エンジン最適化を意味します。
SEO対策で、初心者がやるべきことは大きく分けて2つあります。
投稿前にやるべきこと
項目 | 詳細 |
カテゴリ | カテゴリー設定で、以下の項目を設定します。 スラッグ(URLに表示される) 親カテゴリ(子カテゴリを設定する場合に選択) 説明:カテゴリ内にあるコンテンツの特徴を書き残す |
投稿エディタ | 投稿設定は、2つから選べます。 ブロックエディタ又は旧エディタを選択することが可能です。 将来のバージョンアップに備えることを考えるなら、ブロックエディタで入力することをおすすめします。 |
外観の設定
外観とは、テーマを選択したり、ウィジェットの設定などがあります。
どのコンテンツをサイドバーにあげておくべきなのか?
これは、ユーザビリティの向上に繋がります。
「少ないクリック数で行動が完了するためにどうすればいいのか?」
コンテンツ配置は、内部リンクにも関係します。
WordPress管理画面外の設定項目
検索順位上位表示を達成するためには、いくつもやることがあります。
まずは、Google Search Consoleに登録を済ませることをおすすめします。
Google Search Console登録と導入方法【基本操作】
重要なのは、クローリングとインデックスの確認です。
- クローリングとは、検索エンジンに登録される前のデータ収集です。
- インデックスとは、HTML要素やテキスト、画像などの内容を情報として収容することです。
この2つが完了している状態なのかを確認しましょう。
キーワード選定を行う
SEO対策をスタートさせるためには、基本的には狙うキーワードを選定します。
例えば、
- 歯医者 福岡よりも矯正歯科 北九州市など焦点を絞る
- SEO 業者ではなく、「SEO 業者 大阪」など地名も絞って検討する
など、とにかく上位に出すべきキーワードを選定しましょう。
ディスクリプションを考える
ディスクリプションとは、検索結果に表示されるタイトル下にある説明文のこと。
サイト全体の説明文にもただキーワードを入れるのではなく、具体的に誰に何を伝えているのかをはっきりと書いておくことが重要です。
サイトマップ作成
AIやクローラーが巡回しやすい仕組みにしておくことが大切です。
クローラーが巡回しやすい構造にするには、まずはXMLサイトマップを用意しましょう。
Google Analyticsを設定
Google公式無料ツールのひとつです。
Google Analyticsは、トラッキングコードやタグマネージャーを使用することで初心者でも簡単に設定が可能です。
WordPress初心者におすすめのプラグイン
WordPressは、不定期にバージョンアップが行われています。
2022年では、バージョンが6.01まで進化しています。
旧バージョンで推奨されていたプラグインはいろいろありますが、古い設定のまま使用することは将来的にリスクもあります。
旧バージョン時代に人気があったプラグイン
- All in One SEO Pack
- TinyMCE Advanced
- WP Fastest Cache
- EWWW Image Optimizer
- Table of Contents Plus
上記のプラグインの大半は、有料のワードプレステーマや外部の無料で使えるサービスを利用することでカバーできる。
無駄にプラグインをインストールすることで、サーバーの読み込み時間が長くなる。
結果的には、Googleのアルゴリズム的にはマイナスの評価につながりやすい環境になります。
目次などもワードプレステーマ内の設定で対応が可能。
JavascriptやCSSの圧縮、Cacheの削除、画像の圧縮、旧エディタ画面など正直、もう時代遅れになっているプラグインをいつまでも使うのは終わりにしましょう。
WordPressの運用方法
WordPressでサイト制作を依頼した後には、運用管理が重要です。
新規コンテンツ制作
重要なのは、コンテンツSEO。
コンテンツSEOとは、簡単に言えば、恩典つを継続的に発信して積み上げることです。
質の高い記事を書くことは、Googleからも評価を受けやすいのです。
リライト作業
リライトとは、re-writeと書きます。
つまりは、書き直すということです。
半年、1年以上前に書いた記事の情報は最新でしょうか?
特に、年号やその時期の話題になったトレンド系情報は、今の時代に合いません。
つまりは、古くなった情報をそのまま放置せずに、リライトをすることも大切です。
わかりやすい事例をご紹介します。
過去のランキングデータを今のランキングデータに書き換える。
廃盤になり、販売終了した商品の記事は、最新商品に書き換える。
等やることはいろいろあります。
他にもリライトのポイントはいくつかあります。
- 文字数
- 日本語の表現
- 見出しの順番や数、文字数
など、今の上位に表示されている情報と比較することも大切です。
SNSは組み合わせる
Twitter,Facebook,Instagram,YouTube,LINEなどSNSは、単体で活動するものではありません。
SNS同士をつなぐことで、さらにユーザーの関心を引き寄せることも可能です。
具体的には、140文字までしか使えないTwitterに、詳しい内容をブログで紹介しているというリンクを設置する。
細かい気遣いが、ユーザーにとって役に立つ情報コンテンツに仕上げていくのです。
インデックス登録数を定期的に確認
Googleのアップデートにより、これまでインデックスされていた記事がインデックスから削除されることもあります。
場合によっては、関連記事が1つ残るということもありますが、すべてが消えているのであれば、低品質なコンテンツとして処理された可能性もあります。
つまり、定期的に見直すことで、修正するべきコンテンツの優先順位を決めることも大切です。
場合によっては有料ツールも利用する
SEOでもMEOでも検索順位を毎日各URLで確認をするのは大変です。
そこで、ツールを使って、複数のURLをすぐに確認できる環境を用意することも大切です。
場合によっては、コアアップデート等大型のアップデート後に順位変動の大きいページがあったら、アラートで知らせてくれる機能があるツールもあります。
初心者がWordPressでやってはいけないこと
初心者のうちに、いろいろカスタマイズすることは、決して良いことばかりではありません。
カスタマイズによるエラー
よくある相談事例をご紹介します。
インターネットで検索して、ランキング上位に表示されていたカスタマイズ方法を実践。
自分のサイトで試したところ、画面が真っ白になってしまった、エラーコードが表示されたなどの事例も発生しています。
つまり、安易に初心者が見た目にこだわったカスタマイズ等を実践すると、大失敗により後悔するケースもあります。
くれぐれも慎重に対応するようにしてください。