ホームページ制作は、企業やサービスのPRや販促に欠かせないツールです。
しかし、制作を失敗すると、思うような成果を得られないばかりか、逆にマイナスイメージを与えてしまう可能性もあります。
そこで今回は、
ホームページ制作でやってはいけない13のNGと、失敗を防ぐための対策を解説します。
ホームページ制作でやってはいけないこと【設計】
自社の目的や目標を明確にしない
ホームページ制作の目的や目標を明確にしないまま制作を始めてしまうと、何の役に立つホームページなのかがわからなくなります。
ユーザーに受け入れてもらえない可能性があります。
ホームページ制作の目的や目標を明確にするために、以下の点を検討しましょう。
- ホームページで何を達成したいのか
- ターゲットユーザーは誰なのか
- 競合他社のホームページはどのようになっているのか
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ターゲットユーザーを把握しない
ターゲットユーザーを把握しないまま制作を始めてしまうのはやめましょう。
ターゲットユーザーにとって必要な情報が不足します。
逆に不要な情報が多すぎたりする可能性もあります。
ターゲットユーザーを把握するために、以下の点を検討しましょう。
- 年齢や性別、職業、興味関心など
- ホームページを利用する目的
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競合他社のホームページを分析しない
競合他社のホームページを分析しないまま制作を始めてしまうのもやめましょう。
競合他社と差別化できず、埋もれてしまう可能性があります。
競合他社のホームページを分析するために、以下の点を検討しましょう。
- ターゲットユーザー
- コンテンツ
- デザイン
- 機能
ホームページ制作でやってはいけないこと【構築】
セキュリティ対策を怠る
セキュリティ対策を怠ると、
- ホームページが不正アクセスされる
- 改ざんされる
などの被害に遭う可能性があります。
セキュリティ対策を実施するために、以下の点を検討しましょう。
- SSL/TLSの導入
- パスワードの強度を高める
- アップデートをこまめに行う
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メンテナンス体制を整えない
メンテナンス体制を整えないと、ホームページの不具合や障害が発生した際に対応できません。
ユーザーの信頼を失う可能性があります。
メンテナンス体制を整えるために、以下の点を検討しましょう。
- 定期的なアップデート
- アクセス解析による改善
- 障害発生時の対応策
ホームページ制作でやってはいけないこと【デザイン】
デザインが使いにくい
デザインが使いにくいと、ユーザーがホームページを使いこなせなくなります。
離脱率が高まる可能性があります。
デザインが使いやすいようにするために、以下の点を検討しましょう。
- ターゲットユーザーの視点に立って考える
- シンプルでわかりやすいデザインにする
- 操作性やアクセシビリティを重視する
デザインが時代遅れ
デザインが時代遅れだと、ユーザーに古臭い印象を与えます。
興味を持ってもらえない可能性があります。
デザインが時代遅れにならないようにするために、以下の点を検討しましょう。
- トレンドを意識する
- 定期的にリニューアルする
ホームページ制作でやってはいけないこと【コンテンツ】
コンテンツが不足している
コンテンツが不足していると、ユーザーに必要な情報が得られません。
離脱率が高まる可能性があります。
コンテンツを充実させるために、以下の点を検討しましょう。
- ターゲットユーザーにとって必要な情報を考える
- わかりやすく簡潔に書く
- 定期的に更新する
コンテンツが重複している
コンテンツが重複していると、ユーザーに不信感を与えます。
離脱率が高まる可能性があります。
コンテンツの重複を避けるために、以下の点を検討しましょう。
- コンテンツの目的を明確にする
- 関連性のないコンテンツは削除する
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ホームページ制作でやってはいけないこと【SEO】
SEO対策をしない
SEO対策をしないと、ホームページが検索結果の上位に表示されにくくなります。
ユーザーに見つけてもらえない可能性があります。
SEO対策を行うために、以下の点を検討しましょう。
- キーワードを適切に設定する
- コンテンツの質を高める
- 内部リンクを適切に設定する
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ブラックハットを利用する
ブラックハットSEOとは、検索エンジンのアルゴリズムを巧みに利用して、不正に検索結果の上位に表示させる手法です。
ブラックハットSEOには、以下のようなものがあります。
- キーワードの過剰な詰め込み
- リンクの不自然な設置
- クローキング
ブラックハットSEOを利用すると、一時的に検索結果の上位に表示させることはできますが、以下の危険性があります。
- 検索エンジンからペナルティを受ける
- ユーザーからの信頼を失う
検索エンジンは、ブラックハットSEOの対策を強化しており、最近ではブラックハットSEOを利用すると、すぐにペナルティを受ける可能性があります。
また、ブラックハットSEOを利用すると、ユーザーがホームページに訪れても、質の低いコンテンツしか表示されず、ユーザーからの信頼を失うことになります。
そのため、ブラックハットSEOは絶対に利用すべきではありません。
対策
ブラックハットSEOを利用しないためには、以下のような対策をしましょう。
- ホワイトハットSEOの基本を理解する
- 信頼できるSEO業者に依頼する
ホワイトハットSEOとは、検索エンジンのルールに沿って、検索結果の上位に表示させる手法です。
ホワイトハットSEOは、ブラックハットSEOに比べて時間や手間はかかりますが、長期的に効果が期待できます。
また、信頼できるSEO業者に依頼することで、ブラックハットSEOのリスクを回避することができます。
ホームページ制作でやってはいけないこと【無料】
無料のホームページ制作サービスを利用する
無料のホームページ制作サービスは、手軽にホームページを作成できるメリットがあります。
しかし、以下のデメリットもあります。
- デザインや機能が制限されている
- カスタマイズやメンテナンスが難しい
- セキュリティ対策が十分でない
- 広告が表示される
無料のホームページ制作サービスを利用する場合は、上記のデメリットを理解した上で、慎重に検討しましょう。
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ホームページ制作でやってはいけないこと【保守管理】
保守管理を怠る
ホームページを公開した後は、定期的な保守管理が必要です。
保守管理を怠ると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 不具合や障害が発生する
- セキュリティ対策が不十分になる
- 検索エンジンの評価が下がる
ホームページの保守管理には、以下の点に注意しましょう。
- 定期的なアップデート
- アクセス解析による改善
- 障害発生時の対応策
ホームページ制作でやってはいけないことに気付いた時の対処法
早めに対処する
ホームページ制作でやってはいけないことに気付いた場合は、早めに対処することが大切です。
対処が遅れると、問題が大きくなってしまう可能性があります。
Webサイト制作会社に相談する
自分で対処できない場合は、Webサイト制作会社に相談しましょう。
依頼することで、確実に問題を解決することができます。
ホームページ制作のやり直しを検討する
場合によっては、ホームページ制作のやり直しを検討することも必要です。
ホームページの目的や目標が達成できない場合。
根本的な原因を解決するために、やり直しを検討しましょう。