こんにちは。
SEO対策,MEO対策,リスティング広告運用の内製化をサポートしている「Webconsul」です。
不動産(賃貸物件仲介会社、工務店、外壁塗装、リフォーム業者)の方からこんなご相談をいただきました。
- 不動産会社のMEO対策は難しいですか?
- 不動産会社がGoogle検索で上位に出すにはどうしたらいいですか?
- 現場仕事がない時に、スタッフにブログを書かせているのになかなか順位が上がらない
- ローカルSEO対策を電話営業で勧められたけど、費用が高いのと、何をするのかわからないため断ったことがあります
こんな悩みがあれば、内製化に向けたサポートを行っていますので、ご相談ください。
今回の記事では、不動産会社がMEO対策を実施するメリットや集客効果を得るためのポイントをわかりやすく解説しています。
不動産会社とMEO対策の相性
まず最初に、不動産会社はMEO対策との相性が非常に良いです。
なぜか?
理由を分かりやすくご紹介します。
不動産会社にMEO対策をおすすめする理由
ユーザーが不動産を探す時に、困ることは何でしょうか?
- 実際に相談に行きたい
- 内見前に営業から情報を聞きたい
- いろいろな物件をまずは資料で見たい
つまり、対面による説明を求めているのです。
よって、自分たちにとって「足を運びやすいエリア」で探す可能性が高いのです。
地域密着サービスはローカル検索になる
不動産業界だけではありません。
- 内科、皮膚科、小児科、耳鼻咽喉科等の保険診療のクリニック
- 歯医者、矯正歯科などの歯医者
- 弁護士、会計士、司法書士などの士業
- ネイルや髪の毛、マッサージ等施術を行う整体、整骨、鍼灸、美容院、脱毛サロン、エステサロン、もみほぐしサービス等
- クリーニング店など物を持ち込んで相談するサービス
- 焼肉、レストラン、ラーメン屋等の飲食店
さまざまな業種、職種で人と人が直接携わる店舗型経営と相性が非常に良いのです。
業種、職種ごとのメリットもご紹介しています。
あなたは、インターネットで以下のような検索をしたことがありませんか?
「地域名+サービス名」。
弊社に関係するサービスなら、「SEO対策 静岡」とか「MEO対策 静岡」などがわかりやすいです。
つまり、地元でサービスを探しているのです。
地域を絞り込みながら検索することを「ローカル検索」と読んでいます。
MEO対策は、Googleマップでの自社の店舗案内が可能なサービスですから、相性が良いのです。
SEO対策よりもライバルが少ない
SEO対策は、全国の大手サイトやポータルサイト、紹介(仲介)系の会社もすべてがライバルです。
しかし、MEOは違います。
その対象エリアに店舗があることが条件です。
つまりは、「大阪」「新橋」「千代田区」など特定のエリアの中に表示された店舗だけがライバルということになります。
結果的に、SEO対策よりもライバルが少ないのです。
他者と差別化しやすいのも特徴です。
- 立地やアクセス(最寄り駅徒歩圏内)
- 駐車場完備
- 物件数
- 地元の事情をよく知る担当者がいる店
など、大手で転勤族ばかりが在籍する店と違って、地元の人間が営業をしているから、土地勘があったり、学区を把握している等も子育て世代の物件探しには選ばれる理由の一つになります。
口コミが多いか少ないかだけが重要ではありません。
問題は、口コミの中身です。
この点も企業側が口コミを協力してくれる等の案内があれば、具体的に何を書くのかを確認しましょう。
褒め言葉ばかりを書いても、意味がありません。
初期登録、自分で運用する費用は無料
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)への登録は無料です。
MEO対策に必要な月額費用は、業者によって異なります。
おおよそ月額2万円~5万円が相場になっています。
弊社では、月額1.1万円、1.65万円、3.3万円の3つのプランをご用意しております。
自然検索よりも上位表示が可能?
自然検索で1位を目指すのが、SEO対策です。
しかし、キーワードによっては、SEO対策の1位よりも上位に表示されることもあります。
例えば、「不動産会社 福岡」と検索しましょう。
上記をご覧いただきますと、広告枠のすぐ下にGoogleマップが表示されていることがわかります。
つまりは、SEO対策1位よりも上位に表示される可能性があります。
Google口コミ+返信が無料で使える
Google口コミは、Googleアカウントにログインしたユーザーのみが投稿可能となっております。
つまり、自分のアカウントを使ってまで口コミを書くべきか?
これだけハードルが高いのです。
言い方を変えると、信ぴょう性が高くなりやすいです。
多くのユーザーが口コミやお店の評判を気にしています。
一部のサイトでは、鵜呑みにしない、気にしないという声も出ていますが、その背景には、実際と大きく異なることが多かったという内容でした。
つまり、良いことばかりが書かれているから良いということではありません。
問題は、リアルな内容が記載されているのかどうかです。
さらに、書き込みに対し、「オーナーからの返信」も表示されますから、お客様とのコミュニケーションツールとして利用することも可能です。
インバウンド事業には強い見方
インバウンド事業とは、訪日旅行など広くインバウンドに関連する事業のこと。
近年、コロナウイルスの影響により、大きな影響が出ていますが、重要性が認知されている市場です。
外国人を商売相手としている場合、移動距離が近く、サービス単価もわかりやすいことで選ばれやすくなるという考え方があります。
- スマートSIMレンタル
- レンタカーやレンタルサイクル事業
- 外国人案内所
などの事業を手掛ける店舗にも強い味方になるでしょう。
不動産業界が活用すべきMEO対策の仕組み
不動産会社が実際にMEO対策を検討する際には、何をすればいいのか?
こんな質問にお答えします。
関連性を高める
一口に不動産業界といっても店舗の業態はいろいろあります。
- ゼネコン、ハウスメーカーなど
- デベロッパー、住宅販売会社
- マンション販売会社
- 賃貸不動産仲介会社
- 不動産管理会社
つまりは、売主や家主などが関係する仕事から、建物の保守・管理をする仕事まで幅広いのです。
最も重要なのは、知名度が低い会社ほど、とにかく関連性が高いキーワードを選定すること。
言い方を変えると、SEO対策を意識した情報の網羅性が重要になります。
ユーザーの口コミに依存するサービスではありません。
口コミの数や評価だけが高くても意味がありません。
サイテーションを増やす
サイテーションとは、投稿内容等をSNS、ブログなどを通じて、個人や法人が引用する機能です。
Facebook,Twiter,Instagramなどのシェアやいいねも大事ですね。
しかし、この施策を検討する際には注意点もあります。
MEO対策で上位表示させる方法
キーワードが整っていて、口コミも増えてきたのになぜか順位が上に出ることがない。
こんなお悩みがあれば、確認していただきたい内容をご紹介します。
NAP情報を統一する
NAP情報とは、以下の通りです。
N | Name | 名前 |
A | Address | 住所 |
P | Phone | 電話番号 |
いくら外部で口コミが増えてもお店に関する情報の表記が毎回違う状態では効果が半減します。
具体的には、以下のような点も注意が必要です。
- 名前が違う
- 住所に「-」なのか「丁目」なのかを統一する
- 「番地」なのか「番」なのかを統一する
- ビル名は「カナ」なのか「ローマ字」なのかを確認する
等が関係します。
正確な表記で記載してもらわないと効果がありません。
キーワード選定
MEO対策は、「Map Engine Optimizationの略であり、地図エンジン最適化といいます。
つまり、機械的に認識しやすい状態にすることが重要です。
何でもキーワードを詰め込めば良いということではありません。
つまり、意識したいキーワードに関連する情報を網羅することが大切です。
- 地名「東京都」「大阪府」「愛知県」「福岡県」よりももっと絞り込む
- 「世田谷区区」「千代田区」など具体的な地名や最寄り駅を意識する
- 周辺の情報を網羅する
など、より具体的な位置情報を明記するようにしましょう。
簡単に言えば、「大阪」ではなく、「梅田」とか「心斎橋」にする、「福岡」ではなく、「ひびきの」や「小倉」等を指定するなども重要です。
分野も大事ですね。
- 賃貸
- マンション
- アパート
- 戸建
- 建売
不動産市場の中でもどんな人をターゲットにしているのかを明確化するようにしましょう。
Googleビジネスプロフィール設定項目を埋める
Googleビジネスプロフィールには、以下のような情報を設定することが可能です。
- 店舗名
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- カテゴリ
- 関連のWebサイト
- 予約方法
- ビジネス情報
- サービス
- 店舗や物件の写真投稿
- キャンペーンや新着情報
重要なのは、ユーザーが興味関心を示すキーワードを意識すること。
全ての情報で、機械的に認識しやすい情報を開示することです。
例えば、マンションではなく、マンション販売なのか、賃貸なのか、管理なのかを明記する。などがポイントになります。
口コミには返信を行う
書き込みがネガティブな内容やクレーム、苦情であったとしてもそのお客様の声をスルーしてはいけません。
感情が高まり、期待していたのに裏切られただけでなく、書き込みまでした時のお客さまの心情を考えてみましょう。
せっかく書き込んでくれたのであれば、その内容に対して、何か返答をしてあげることが大切です。
アンチやネガティブ系の回答についてもフォーマット等をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
口コミを消そうとしない
近年は、逆SEO対策と呼ばれるサービスが増えています。
簡単に言えば、アンチやネガティブな口コミを削除するためのサービスです。
必死になって、鼬ごっこを繰り返すのは得策ではありません。
口コミは、ユーザーの期待とのマッチング率です。
つまり、返信を行うことで、こにゅにケーションツールにするための機能だと考えましょう。
誹謗中傷などの悪い口コミであったとしても、削除依頼ばかりを考えるのではなく、そのお客さまの心情に寄り添う努力を見せることで、客観的に見たユーザーが真摯な対応に共感してくれる可能性もあります。
定期的な更新で最新情報を公開
情報の一致が必要不可欠。
賃貸物件を扱う不動産会社で重要なのは、物件の開示。
「客寄せ物件」と誤解されないためには、最新の情報を公開することが重要です。
実際にはもう借り手がついていて相談ができない物件を「イチ押し」などと紹介するのは、やめましょう。
Googleビジネスプロフィール規約に従う
当然のことですが、利用規約は存在します。
ポリシー違反を繰り返すとアカウント停止のリスクもあります。
簡単に、事例をご紹介します。
- 実際の住所と異なる
- キーワードに関係のないビジネスを登録する
- 粗悪な商品を提供している
- 値引き特典など過剰な表記
- 違法なものを扱う
- リンクなどが切れている
- リンク先の情報が誘導サイトのようになっている
- 不適切なコンテンツがある
などは避けるようにしましょう。
自作自演はしない
従業員に口コミを書かせている会社も多いと思います。
しかし、こうしたことを繰り返すことで、万が一、社員が退職する時にはどうなるのかまで考えましょう。
結果的に、書くことを強要されたなどと手のひらを返された時の対処が必要になるような施策はしないほうが身のためです。
MEO対策業者の探し方、選び方
MEO対策を依頼する際には、以下の点を比較することが大切です。
Webマーケティング全体の案内
MEO対策は、視野を広げると、Webマーケティングのひとつです。
つまり、Webマーケティング全体で今何をするべきかを案内してくれる業者を選ぶことが大切です。
インターネット集客を全体的に提案してくれない会社は要注意です。
SEO対策を熟知している
MEO対策に特化しているだけでは、本当に大丈夫かどうかがわかりません。
なぜか?
SEO対策の知識を活用することが非常に多いからです。
つまり、SEO対策の知識のない業者に依頼をすると、キーワード選定についての説明が雑になっていることもあります。
なぜこの書き込みが必要なのか?
どういう口コミが有効なのか?
どのように口コミを書いてもらう人を探すべきなのか?
より、キーワードにこだわった説明をしてくれる業者を探しましょう。
適正価格とプランの内容
1日500円の成果報酬でも、月額1.65万円でも同じ結果でしょうか?
1日ということは、31日ある月と30日の月は金額が異なります。
さらに、レポートやその中身を活用した今後の運用についての説明も質が違います。
わかりやすい説明をしてくれたかどうかも重要です。
MEO対策内製化をサポートします
弊社では、MEO対策の内製化に向けたサポートも実施しております。
年間55,000円で、毎月以下のような内容を徹底的にサポートします。
- 基本情報登録のポイントと注意点
- キーワード選定
- メニュー、サービスの設定のコツ
- 新着情報の書込み内容の精査
- 口コミを増やすための施策
- 過去の投稿内容の運用管理
- コンテンツSEOを併用するべき理由
- コンテンツ強化のポイント
など、SEO対策併用により他社よりも上に出るためのノウハウを提供しております。
地域で1位の会社を目指すのであれば、SEO対策との併用を強くおすすめします。