Googleの検索順位って人気順じゃないの?
どういう仕組みで順位が決まっているのか知りたい。
どうしたらGoogle検索で上位に表示できるのか知りたい。
こんな悩みを解消します。
Googleの検索順位は、完全に自動化されています。
Googleの検索で順位を上位に表示させる対策のことをSEO対策といいます。
今回の内容は、Google検索順位の仕組みについて、Web担当者や自分で何かできることをお探しの方向けに情報を発信しています。
Google検索の仕組み
まずGoogle検索の結果は、完全自動化プログラムで表示されています。
クローラーによる巡回
「webクローラー」と呼ばれるソフトウェアによって、定期的にインターネット上に存在するWebサイトやSNS等のウェブ情報をGoogleのインデックスに登録をしています。
以下のような情報を収集しています。
- HTML記述
- 構造化データ
- ユーザーの行動(離脱率や滞在時間)
- Javascript
- Wrod,PowerPoint,Officeなどで作成されたPDFファイル等
- 内部リンク
ページを循環する中で、ページ同士をつないでいる内部リンクも確認されています。
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インデックス機能
クローラーで集めた情報をインデックスに収納、整理します。
ページ解析やリンク解析を行うことももちろんですが、情報データを単語単位で確認したり、HTML要素ごとに分解しています。
こうしたさまざまな要素を総合的に判断しているのです。
他にも、Googleのガイドライン違反に該当する内容や低品質コンテンツ等も排除する動きがあります。
Googleの検索結果に表示されない?
新規でURLを取得した人や新しく公開されたコンテンツがしばらく経過しても検索結果に表示されないということもあります。
これは、先ほどお伝えした「クローラー」の問題です。
Google検索結果に表示されるほとんどは手動ではなく、自動化されたソフトウェアによる登録作業の結果です。
つまり、クローラが対象のURLをクロースし、登録してこそ、表示されるのです。
検索結果は人によって異なる?
近年、「パーソナライズ」というキーワードが目立つようになりました。
「パーソナライズ」とは、何かを個人向けに最適化することです。
簡単な例では、検索するエリアによって、表示される結果が異なるということ。
この一連を「ナレッジグラフ」という仕組みで稼働させています。
Googleのデータベースは、場所や物事の事項として、5000億件をこえる事実で構成されています。
つまり、質問に対する答えは、人によっても異なる仕組みになっています。
パーソナライズ化とは?マーケティング効果を高めるための手法と実践方法
強調スニペットによるコンテンツの強調
強調スニペットとは、ページの説明を見出しのように表示させる場所のこと。
ユーザーが探しやすい、見つけやすいために、サイト内のリンクを表示させています。
特にモバイル端末を使用し、さらに音声検索をしているユーザーに便利な機能となっています。
検索結果で上位表示させる方法
Googleのアルゴリズムには、200以上もの要素があるとされています。
タイトルやディスクリプション(説明文)の設定、見出し、ページの数と質、被リンク数、アンカーテキスト、サイト評価の基準はいろいろあります。
ユーザーに有益な情報を届ける
本質の部分でいえば、「ユーザーに役立つ情報を提供する。」
Googleは、何よりもユーザーファーストを第一に掲げています。
ですから、検索ユーザーにとって、不便さや不満を感じさせる要素に対し、評価を下げたり上げたりしているのです。
簡単な話ですが、
- 表示速度が遅い
- 見出しがない
- alt属性の記述がない
- 関連コンテンツが一切掲載されていない
このような状態では、検索ユーザーが検索したキーワードを問わず、問題が解決するページと思われないのです。
他にも、外部リンクや被リンクなども自然に増えた場合と自作自演では同じ数でも質に差があります。
重要な要素とは
結果的に、最も重要なのは、被リンクとコンテンツの2つです。
この2つの要素は、Googleの公式でも公表しています。
つまり、簡単に言えば、検索キーワードに対して、ユーザーの求める答えをきちんと提供するために、事前に調べておくことが大切です。
質の高いコンテンツを用意しなければ、被リンクの獲得は難しくなります。
検索意図とは何か?
この答えは、日々の検索順位の動向や自社メディアのランキング状況などをサーチコンソールで確認しておくことも大切です。
検索意図(インテント)の理解とSEO戦略:ユーザーが求める情報に応える方法
Google Search Console登録と導入方法【基本操作】
検索順位をこまめに確認する
検索順位は、ただ単に自分のGoogleアカウントを利用してチェックしても意味がありません。
なぜか?
先述した通り、パーソナライズ化された結果になっている可能性が高いからです。
ではどうすればいいのでしょうか?
シークレットモードで検索する
シークレットモードとは、以下の方法で確認できます。
- Google Chrome等検索ブラウザのアプリを立ち上げる
- ページ右上のアイコンの右にあるマークを開く
- 「新しいシークレットウィンドウ」を選択する
この方法で、誰でも簡単に「自分以外の第三者の検索結果」を確認することが可能です。
ツールを使用する方法
手動で自分で確認する方法は、ブラウザの切り替えをしない方法もあります。
例えば、以下のような無料で利用可能なサイトを利用するのもおすすめです。
- ohotuku.jp
- SEOcheki.net
基本的には、どちらも使い方は同じです。
- ページを開く
- 自分の調べたいページのURLを入力する
- 検索キーワード候補を3つまで入力する
毎日自動化してチェックしてくれるようなツールもありますが、「自動化」は多くが有料ツールです。
多少手間になるかもしれませんが、検索キーワードが特定されていない時期は、こまめに自分で検索することをおすすめします。
検索結果の表示件数を変更する方法
最後にちょっとした豆知識をご紹介します。
Google検索結果の設定方法
- Googleのトップページを開く
- 右下又は検索窓の右となりにある「設定」をクリック
- 「検索設定」を選択
- 「ページ当たりの表示件数」を自分の好きな数字に変更
- 「保存」をクリック
たったこれだけで、10位以下の20位、30位、40位、50位までなど自由に変更することが可能です。
Yahoo検索結果の設定方法
- Yahoo! JAPANの検索画面を開く
- 上部に表示されている「検索設定」をクリック
- 「表示件数」を希望の数字に変更
- 「設定を保存」をクリック
Googleと基本的な操作方法は同じですが、これで、わざわざ検索結果を一番下まで見た後に、「2.3.4」等のページ番号をクリックせずに探すことが可能です。
参考サイト